ブルームバーグによると、PANewsは11月18日、ゴールドマン・サックス・グループが潜在的なパートナーと交渉中で、大手金融会社がブロックチェーン技術を通じて金融商品の作成、取引、決済を行うための新会社としてデジタル資産プラットフォームを分離する計画であると報じた。

ゴールドマン・サックスのデジタル資産グローバル責任者マシュー・マクダーモット氏はインタビューで、同銀行はプラットフォームの機能拡張と新たなビジネスユースケースの開発を継続しながら、この計画について複数の市場参加者と協議していると述べた。マクダーモット氏は、新会社の計画は初期段階にあるが、長期的な目標は規制当局の承認を条件として今後12~18カ月以内に分社化を完了することだと述べた。

さらにマクダーモット氏は、ゴールドマン・サックスは民間のデジタル資産会社向けに流通市場取引機能を顧客に提供することを検討していると述べた。これにより、流動性を求めるファミリーオフィスやその他の顧客は資金を利用しやすくなり、買い手はプライベートマーケットの割引を利用できるようになる可能性があると同氏は述べた。同氏は、同銀行はビットコインを裏付けとした融資活動の再開も検討していると付け加えた。