PANewsは12月19日、日本銀行が本日、政策金利を0.25%に据え置き、3回連続の利上げ休止を発表したと報じた。投票結果は8対1で、田村直樹議員のみが金利0.5%への引き上げを支持した。この影響を受け、ドルは円に対して短期的に70ポイント急騰し、155.27ドルに達し、アナリストらは円がさらなる下落のリスクに直面していると警告した。

日銀は、賃金上昇率とインフレ目標との相関関係を引き続き注視するとしており、現時点でインフレ率は2026年度後半には2%の目標とほぼ一致すると予想している。市場では今後の利上げの手掛かりとして上田和夫総裁の午後の記者会見に注目が集まっている。アナリストらは、来年1月か3月に利上げの明確な兆候がなければ、円安が一段と進み、ドルの対円相場が160円台まで上昇する可能性があるとみている。