PANews、11月14日、ザ・ブロック紙によると、米国証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長は、木曜日の証券規制に関する年次総会で、仮想通貨取引所に対し規制を順守し、証券に関する適切な開示を行うよう改めて要請した。ゲンスラー氏は、現在流通している約1万のデジタル資産のうち、ビットコイン、イーサリアム、ステーブルコインを除くほとんどが有価証券に分類される可能性があると述べた。

同氏は、仮想通貨市場におけるこれらの有価証券資産の総額は約6,000億米ドルであり、世界の資本市場の0.25%未満に過ぎないと指摘した。ゲンスラー氏の発言は、トランプ氏が大統領に選出されてから1週間後に行われたもので、これまでトランプ氏は就任後にゲンスラー氏を解任するか、あるいはSEC委員に留任する可能性があると述べていた。

ゲンスラー氏はまた、米国の資本市場に貢献できることは大変光栄であり、米国の投資家を保護するためにSECの同僚らと努力したことを誇りに思うと述べた。