PANewsは3月12日、トム・エマー米下院議員が下院金融サービス委員会の公聴会で、ステーブルコインを支援する法案を優先すべきだと述べ、中央銀行デジタル通貨(CBDC)はアメリカの価値観を脅かすものだと批判したと報じた。同氏は、将来的に行政機関が議会の承認なしにCBDCを立ち上げるのを防ぐことを目的とする「監視国家対策CBDC法案」への支持を改めて表明した。エマー氏は、選挙で選ばれていない役人がCBDCを発行することを認めれば、アメリカの生活様式が一変する可能性があると警告した。
さらに、パクソスのCEOチャールズ・カスカリラ氏は公聴会で、規制裁定取引を回避するために統一されたステーブルコイン規制ルールを策定するよう議員らに求めた。同氏は、米国が世界の規制当局と連携し、ステーブルコインの発行ルールの世界的な統一性を確保し、それによって業界における健全な競争を促進することを提案した。