PANewsは3月15日、Cointelegraphによると、米上院銀行委員会がステーブルコイン発行者を規制する法案であるGENIUS法案を可決したと報じた。これにより、仮想通貨取引以外の決済手段としてステーブルコインを採用する道が開かれる。しかし、この法案は米ドルの民営化を誘発し、脱ドル化のリスクを高める可能性がある。なぜなら、この法案により、ステーブルコイン発行者はクレジットカードやピアツーピア決済プラットフォームと同じ連邦消費者金融保護から免除され、過去の金融危機で救済されたマネーマーケットファンド、レポ取引、無保険銀行預金に投資できるようになり、それによって間接的に米ドルに影響を与えるからだ。データによると、世界の外貨準備高に占める米ドルの割合は、21世紀初頭の70%以上から60%以下に低下している。