PANewsは1月15日、ブルームバーグによると、タイ証券取引委員会(SEC)が個人投資家と機関投資家を対象に、初めてビットコイン上場投資信託(ETF)の現地取引所への上場を許可することを検討していると報じた。現在、タイには海外のビットコインETFに投資することで間接的にビットコインエクスポージャーを提供するファンドが存在するが、ビットコインに直接投資するETFはまだ承認されていない。タイには現在約27万のアクティブな仮想通貨取引口座があり、感染症流行時のピークよりは少ないものの、市場活動は徐々に回復しつつある。

SEC事務総長のポルナノン・ブドサラトラゴン氏は、この措置は適切な保護措置を確保しながら、投資家に暗号資産に対するより多くの選択肢を提供することを目的としていると述べた。同氏はまた、タイがプーケットの観光サービスでビットコイン取引を使用するパイロットサンドボックスプロジェクトを検討していることも明らかにした。