PAニュースは12月13日、金融業界が引用したウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、トランプ大統領の顧問や新設された政府効果省の役人らがトランプ大統領に連邦預金保険公社を廃止できるかどうか尋ねたと関係者が明らかにしたと報じた。顧問らはまた、連邦預金保険公社と通貨監督庁(OCC)のポスト候補者に、預金保険事業を財務省に統合できるかどうか尋ねたという。 FDIC やその他の機関を廃止する提案には議会の行動が必要となる。
歴代の大統領はさまざまな省庁の再編や名称変更を行ってきたが、ワシントンは主要な閣僚レベルの機関を閉鎖したことはなく、連邦預金保険公社のような重要な非閣僚レベルの機関を閉鎖することもほとんどなかった。銀行幹部らは、トランプ氏が資本バッファーや消費者保護、業界統合の見直しに関する一連の規制を緩和すると楽観視している。しかし、FDICの預金保険事業はほぼ神聖視されている。預金保険に対する認識を少しでも損なう恐れのある動きは、すぐに銀行業界で連鎖反応を引き起こす可能性があり、危機時には顧客のパニックを悪化させる可能性がある。