PANewsは6月27日、ブルームバーグの情報筋の話として、中国の証券会社が米ドル、香港ドル、オフショア人民元などの通貨に利息が付くトークン化証券の提供を開始したと、事情に詳しい関係者が明らかにしたと報じた。関係者によると、GF Securities Co., Ltd.の香港子会社が「GF Token」と呼ばれるトークン化証券を発行した。この証券は利息が付き、毎日償還可能だ。このうち、米ドルトークンは担保付翌日物調達金利（SOFR）に基づいており、香港ドルと人民元商品の金利はまだ明らかにされていない。関係者によると、このトークンは機関投資家とプロ投資家のみが利用できる。短期の遊休資金に利息を付与できるほか、他のトークン化資産との交換にも使用できる。このトークンはブロックチェーン上で発行され、香港の認可を受けた仮想通貨取引所Hashkeyで取引される。GF Securities（香港）はこの件について直ちにコメントしていない。